「日本ヤーコン協会」は、ヤーコンに関心をもつ研究者・生産者・加工業者・消費者によって組織されています。前身である「ヤーコン研究会」は1998年に組織され、会員相互の交流を深め、さまざまな情報を交換することを通して、日本におけるヤーコンの正しい普及を図ってきました。
今後さらに、健康野菜としてのヤーコンを普及し、農業の振興と人々の健康増進に寄与していくことを目的として活動してまいります。
キク科の植物「ヤーコン」は、紀元前から今のペルーからポリビアにかけての、亜熱帯のアンデス高地を中心に栽培されていました。しかし、20世紀の終わりまで、その存在はほとんど知られていませんでした。
1984年に、ニュージーランド経由でヤーコンの一系統が日本に持ち込まれ、1987年に茨城大学農学部の農場で試験栽培が行われ、その後、新潟大学と茨城大学の研究者の共同研究で、ヤーコンの芋にはデンプンが全く含まれず、フルクトオリゴ糖の含量がそれまで知られていた作物の中でもっとも高いことが分かりました。また、ヤーコンの葉から作ったお茶にも、健康促進効果があることがわかりました。
ヤーコンの栽培は北海道から沖縄まで日本の各地に広がり、2000年には農水省四国農業試験場で、世界初の人工交配によるヤーコンの品種が誕生しました。このような日本での研究開発によって、ヤーコンは生まれ故郷のアンデスで再評価されて急速に栽培が広がり、世界各国で注目されるようになったのです。
主たる活動は栽培や普及活動発表と学術的研究発表、ヤーコン料理の試食会やヤーコン関連製品の展示、特別講演またはシンポジウムと懇親会です。 →詳細を見る
ヤーコンの普及活動の一環として、当協会が製品を推奨する「JYA推奨品マーク事業」活動があります。 →詳細を見る
2020年1月12日 第10回定期総会並びに講演会の開催について
2015年12月1日 第10回全国ヤーコンサミットin茨城のご案内
2015年2月1日 第5回定期総会並びに特別講演の開催について
2015年1月1日 新春のご挨拶
2014年9月18日 全国ヤーコンサミット in 八ヶ岳の開催について
2014年2月3日 第4回定期総会と特別講演の開催について
2014年1月6日 ホームページをリニューアルしました